アメリカでCBDサプリの規制の動きが出てきたという話です。
引用記事:
米FDA、大麻成分CBD入り食品・サプリの規制検討
アメリカで、CBDサプリを規制する動きが出てきました。
CBD製品がもっとも流通している地域の一つが北米、アメリカの地域です。
PHOTO: MARY ALTAFFER/ASSOCIATED PRESS
By Liz Essley Whyte
2022 年 12 月 28 日 08:27 JST米食品医薬品局(FDA)は合法な大麻草由来成分の入った食品やサプリメントの安全性を調査し、そうした製品の規制についての勧告を数カ月後に出す計画だ。複数のFDA当局者が明らかにした。
FDAは、アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)の略称です。
食品などを取り締まるアメリカ合衆国の政府機関です。
日本の厚生労働省と同じような役割を持つ機関です。
FDAのジャネット・ウッドコック副長官は、大麻草由来成分カンナビジオール(CBD)の安全性についての知識を踏まえると、既存の規制が適切かどうかが懸念されると述べた。
またFDAの大麻関連戦略を立案する部門を率いるパトリック・コルノイエ氏は、例えばCBDを長期または妊娠中に毎日食べた場合の安全性を調べたいと話した。将来の生殖能力を巡る懸念にも言及した。
米連邦議会は2018年にヘンプ(産業用大麻)とヘンプ関連製品を合法化した。それ以来、CBDオイルのメーカーなどは連邦ルールなしに営業している。独自の規則を打ち出す州もある。
FDAのシニアアドバイザー、ノーマン・ビレンバーム氏は、陶酔作用をもたらす大麻成分入りの製品を巡る「短期的懸念が拡大し、強まっている」と話した。今年は大麻草由来成分テトラヒドロカンナビノール(THC)の一種「デルタ8」の入ったグミを食べたバージニア州の子どもが死亡する事件も起きた。
THC入りのグミを食べた子供の事例もあります。
ニュースを読み進めると、違法成分であるTHCの含有を問題視しているようにも読めます。
ビレンバーム氏は、ここ1年半で陶酔作用のあるヘンプ由来製品が大量に出現したとし、「人を陶酔させる製品では、規制上の検討が非常に違ってくる」と語った。
FDAによると、今秋FDAに加わったビレンバーム氏にインタビューしたメディアはウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が初めて。同氏はニューヨーク州とロードアイランド州でカンナビス規制を率いた経験がある。
「陶酔作用」という言葉がキーワードです。
CBD業界としては、今後特に注目される動きです。
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